ビニールハウスに使用する農業用フィルムについて、どれを選べばいいかお悩みの方はいらっしゃいませんか?農業用フィルムは、様々な種類があるため、強度や栽培する野菜や果物にあったものを選ぶのがおすすめです。
ここでは、ビニールハウスのフィルムの種類や特徴をご紹介するので、ぜひご参考ください。また、ビニールハウスの風への対策方法もあわせてご紹介します。ビニールハウスの施工や修理やお考えの方は、ぜひチェックしてみてください。
ビニールハウスの施工、修理を行う際、農業用フィルム選びはとても重要です。どんな農業用フィルムも使うかで、ハウス内の温度も変わってきますし、植物に与える影響も変化します。ここではいくつかの農業用フィルムをご紹介します。
POフィルムはポリエチレンを利用したフィルムです。耐久性に優れているのが特徴で、透明度もあります。ビニールハウス内が明るくなり、太陽光も十分ビニールハウス内に浸透します。
0.15ミリの厚さで5年程度の耐久性があります。0.1ミリなど薄いものは耐久性が2~3年程度となりますので、定期的な張り替えが必要になります。
散乱光フィルは太陽光を拡散させて、万遍なくハウス内に光を取り入れるフィルムです。例えば、太陽の位置によって当たる場所が一定だと、その部分だけ葉焼けや果実焼けが出てしまいます。
しかし散乱光フィルムであれば、光が分散されるように当たるため、作物の葉焼けなどを抑え、果実・果菜類も均一な色づきになります。透明POフィルム同様、フィルムの厚さによって耐久性が変わってきます。0.1ミリなら2~3年程度、0.15ミリなら5年程度がメンテナンス、修理のタイミングとなります。
ビニールハウス内が高温になりすぎないようにしたい場合は、遮光・遮熱POフィルムが効果的です。ビニールハウス内の温度上昇を防ぎ、一定の温度に保ちます。例えば、温度の上昇を好まないキノコ栽培などは、このフィルムが最適です。その他、資材置き場や休憩スペースなどで利用したい場合にも向いています。商品によっては99.9%など、高い太陽光カット率のものもあるので、使用用途によって選択しましょう。
この他にもビニールハウス用のフィルムは多数販売されています。ビニールハウスの施工業者をお探しでしたら、アスウェーブへご相談ください。フィルム選びのご相談もお気軽にどうぞ。
ビニールハウスを所有している農家の方は、暴風被害への不安も大きいのではないでしょうか。台風など、暴風雨に耐えられずにビニールハウスが崩壊してしまい、莫大な損害が出てしまったというニュースも少なくありません。
ビニールハウスの風対策として挙げられるのは、以下のような方法です。
まず基本的なことは、パイプの強度チェック、サビ・腐食・フィルムの緩みはないかの点検です。
パイプの強度をチェックするときは瞬間風速に耐えられる強度なのか確認します。チェック方法としてはパイプハウスの外形や厚さ、重量などをもとに測定します。作付けしていない場合は一度ビニールハウスを外して全体をメンテナンス、修理するのがおすすめです。少なくとも数年に1回は行った方が良いでしょう。
ビニールハウスの周りに飛びそうなものがある場合は、事前に片付けておきましょう。飛来物によってビニールハウスが壊れてしまう可能性もあります。
防風ネットを張ることで、風圧を軽減することができます。あるのとないのとでは被覆資材へのダメージが異なるため、ぜひ利用しましょう。
ビニールハウスの施工や修理のご依頼なら、アスウェーブへご相談ください。ビニールハウスの農業用フィルムをはじめ、肥料・農薬・苗・種など農業資材や栽培システムの提案など幅広く対応しています。農業に関するお悩みなら、どのような内容でもお気軽にご相談いただけます。
ビニールハウスの設計・施工・修理などをお考えなら、アスウェーブへご依頼ください。農業資材の販売も行っているので、農業用フィルムなどもお客様のご希望にあわせてご提案することが可能です。
適切なフィルム選びは、雨風をしのいで作物を育てるために大切なので、お悩みであればぜひアスウェーブへご相談ください。
ご相談は無料で承っております。
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