農業には豊かな土壌と太陽、綺麗な水が必要です。農業を営んでいる方なら「当たり前」の要素ですが、水のみで栽培ができる方法があるのはご存知でしょうか？

こちらでは、新しい農業の形を実現する施設「植物工場」についてご紹介いたします。茨城で植物工場の導入や農業支援をご希望でしたら、まずはアスウェーブへご相談ください。

農業に必要なのは豊かな土壌と太陽、綺麗な水ですが、「植物工場」なら土も太陽も要らず水のみで栽培ができます。

植物工場とは、施設内で光や温湿度、二酸化炭素濃度、養分、水分などを管理して、屋内で農作物の栽培を行う施設のことです。農作物の播種・移植・収穫・出荷調整までを、周年計画的に生産システムで管理します。

同じく、水のみで農作物を栽培する方法として「水耕栽培」がありますが、植物工場はこの水耕栽培の規模を大きくしたものと考えて良いでしょう。

太陽光の代わりにLED照明などの人工光を、雨水の代わりに水耕栽培の溶液を使用します。その様子が農業よりも工場での作業に見えるため、植物工場と呼ばれるようになりました。これまでにない新しい農業の形として注目を集めています。

また、植物工場の種類としては、自然環境から完全に離れた閉鎖的環境で、太陽光を一切利用せずにLEDや蛍光灯などを用いて栽培する「完全人工光型」と、太陽光を利用しながらも人工光も活用して栽培する「太陽光利用型」があります。

茨城で農業支援を行っているアスウェーブでは、ビニールハウスや閉鎖型植物工場の設計・施工を行っています。施工後の修理・修繕・リフォームも承りますので、植物工場の導入をお考えでしたら、ぜひアスウェーブへご相談ください。

新しい農業の形として注目を集めている植物工場ですが、まだ解決に至っていない課題もあります。その課題とは、「栽培できる品種を増やすこと」「生産コストを下げて農業界にその栽培方法を定着させること」です。

植物工場で栽培できる品種には限りがあり、現在ではキャベツやレタス、クレソンなどの葉物野菜のみとなっています。土の中で育つじゃがいもや大根などの根菜類や、太陽光によって甘くなる果実類・ナス・トマトなどは栽培が難しいのです。

そのため、今後は葉物野菜以外の野菜も栽培できるようにしていくのが目標です。また、新しい企業の参入も求められています。

例えば、バイオ企業や光化学機械メーカー、建設業など様々な企業が参入することで、あらゆる視点から植物工場（水耕栽培）の研究を進めることができます。その結果、コストダウンや葉物野菜以外の栽培も叶えることができると考えているのです。

農業支援を行うアスウェーブでは、茨城での植物工場の設計・施工を承っています。お客様のご要望・条件・使用目的に合った施設を提供いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

水のみで農作物を栽培できる植物工場のメリット・デメリットをご紹介いたします。