茨城は全国的にも農業を営む方が多く、お米や野菜、果物など様々な農作物が栽培されています。もちろん、気候・地理的な理由で、これまで栽培されてこなかった農作物も少なくありません。
「茨城でもあの農作物にチャレンジしてみたいけど…」と、お悩みの方がいらっしゃいましたら温室での栽培をぜひご検討ください。
これまでに温室で南国フルーツの栽培が可能になったケースもあり、茨城の農業のポテンシャルはまだまだ余力を残しています。改めて温室で行う農業のメリットと、屋根から見る種類別の特徴を見てみましょう。
改めて、温室で農作物を栽培するメリットに目を向けてみましょう。
まず挙げられるメリットが気候的に難しい農作物の栽培が可能になること。茨城は年の平均気温が13度台と、寒い地域と言えるエリアです。しかし、温室栽培を取り入れることで、南国原産の農作物を栽培することも可能になります。
コーヒーの栽培可能エリアはコーヒーベルトと呼ばれるエリア。赤道を中心に暑い地域の高山地帯で栽培されているのが一般的です。日本国内だと沖縄や奄美、小笠原諸島の一部地域で作られていますが、茨城でもガラス温室での栽培に成功した事例があります。
マンゴーは原産地がインド、マレーシアと言われており、国内でも宮崎や沖縄が有名な産地です。しかし、茨城でもビニールハウスで栽培、農業ビジネスとして取り入れる方が増え始めています。
他にも害虫や急激な気候変動など、農作物を育てる際のリスク回避をしやすいメリットがあります。このような温室栽培のメリットは農業を始めたい方にとって注目すべきものではないでしょうか。
特に近年の急激な気候変動は、農業を営む方にとって頭が痛いお悩みの1つだと思います。今後どのように農業を発展させていくかを考えた時、自然の恵みをコントロールしながら取り入れる必要があるのではないでしょうか?
例えば、太陽の光を上手に取り入れることを考えた時、温室の屋根の形だけでも農作物にどれだけ太陽の恩恵が行き届くかが変わってきます。所有されている農地の向きや温室の設計、LED照明などの人工的な光とあわせて日照率を上手にコントロールすると、育てる農作物の品質向上や種類のバリエーションを増やすことにつながっていきます。
つまり、どのような温室を建てるかを考えるなら「その温室内で何を栽培するか」を前提として考える必要があります。育てる農作物によって光の当たり方、温度、湿度、通気性、雪害対策の調整が必要が必要になってくるのです。
それでは、どのような温室が最適なのでしょうか?温室にも様々な種類がありますが、特に屋根の形に注目してみましょう。
温室の両端を南北に向けて建てると太陽の光がまんべんなく当たり、通気性が良くなります。
複数のビニールハウスが隣接する連棟にしても、屋根が接着するちょうど谷側と山側で陰影の影響はあまりありません。構造上必要な柱も少なくて済むので、コスト上も嬉しい形です。
保温性が高いのが特徴で小型温室向きです。
他の屋根タイプと同様に雪を落としやすいため、雪害対策工数が削減できます。茨城のような雪が降る地域ではメリットが大きい形と言えます。
正面から見た時に屋根の三角形の辺が一方だけ長いので、面積が片側だけ広くなります。面積が広い方を南向きにすれば、冬場の日照率をカバーしやすい屋根の型です。季節や時間帯によって採光をコントロールしたい場合におすすめです。
その形から「かまぼこ型」と言われることもあります。太陽の光がまんべんなく当たり、通風もコントロールしやすい形です。特にパイプハウスは一般的で安価のため、取り入れている農家さんも多いのですが、耐久性の面で問題があることは否めません。構造を鉄骨にすることで耐久性は解決できるが、少々コストはかかります。
実際に工事をしてみたらどんな感じ?アスウェーブの施工事例はこちら
アスウェーブは、温室の設計・施工、修理・修繕・リフォームといった温室の工事を承っています。
こうしたお悩みやご希望は、温室の新設・リフォーム工事によって解決に近づくことも少なくありません。
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